チャッピーの死
2011年05月06日
野良猫のチャッピーが亡くなりました。一年前に遭った時は険しい顔をしていましたが、次第に優しい顔に、性格も穏やかでそれはそれは優しい男の子でした。旅館では飼うスペースもなく飼える場所さえあれば側に置いておきたい子でした。
寒い冬を乗り越えることが出来て、私もほっとしていた矢先、2,3週間前頃から左前足を痛めてびっこをひいていました。よく、怪我をしてくるので今回もそのうち治るだろうと思っていました。
が、一向に治る気配がありません。それどころか、食欲も次第になくなり、痩せてきました。ゴールデンウィークで忙しくもあり連休明けに保護しようと思っていました。餌を食べなくても毎日来ます。
5月4日朝、玄関の前にやせ衰えたチャッピーの姿が、いつもこんなに近くでは見ていないのでわからなかったのですが息絶え絶えでした。ちょうど愛犬の獅子丸を抱いていたので顔と顔をくっつけてみました。病院も休みだし、旅館は今日もお客様で満員ですが、このままほおって置いたら2,3日の命、ダメだとしても見守って死なせたいと、とりあえず保護しようと思いました。お客様にお手伝いをしてもらい捕まえようとしましたが逃げられてしまいました。翌日チャッピーは来ませんでした。
安らかに天国に行けますように、と祈るばかりです。
そして、6日ワンコたちの散歩に近所の前を通ろうとするとワンコたちがその家の前庭に入ろうと何度も止めようとしても猛ダッシュ、そこにあったのはチャッピーの亡骸でした。
以前、クロの死の確認に49日かかりとても辛い思いをしましたが、3日といえど辛さは変わりません。
”チャッピーとお母さん、チャッピーはいつも私をじーっと見ています”
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