これから住むことになるはずだった本宅の庭 (2008年12月29日)

これから住むことになるはずだった本宅の庭に置いた小屋の前で放すことに。神経質なちびは後にしてくろから、洗濯ネットから出すとくろの目と合いました。ア、小屋を飛び越えて一目散に庭のフェンスを通り抜けどこかに・・・。ちびとくろを早く一緒にしてやらねばとちびも出してと頼むもなかなか出してやれず結局 、10分後に洗濯ネットからでたものの固まったままのちび、大量の失禁、そしてくろと反対方向に逃げて行った。しばらく家の周りを名前を呼び探すが戻ってこない。午後4時半頃お客さんのチェックインが近づいたのでエサを置いて旅館に帰る。仕事をしていても気が気でない。午後8時半、仕事が一段落し本宅に行く。エサも無くなっていず、気配もなし。雪も降り寒い。明日の朝、おばあさん(私の母)にエサが無くなっていないか見るように頼み、旅館に帰る。極限の恐怖の三日間の後、知らない所で、二匹離れ離れで、夜からは凍てつく寒さ・・・。夜、探し歩きましたが・・・。

 

30日午後12時やっと仕事を終え本宅に行く (2008年12月30日)

30日午後12時やっと仕事を終え本宅に行く。午前7時半におばあさんが見た時まだエサはあったが私が行って見ると無くなっていた!くろかちび、それとも2匹が?家の周りを探すが・・・。ひどい目にあわせた私を恐れているのか・・・。今日もお客さんのチェックインが近づいたので帰る。しばらくするとおばあさんから電話、「くろが中庭を歩いていた。名前を呼びながら付いて行くと前庭を横切って左の方に。エサも無くなっていた」と、5時10分。今すぐにでも飛んで行きたいと思うがお客さんをほおっておくことは出来ない。7時、ちょっとの空き時間本宅に行く。すぐ帰らなくてはならない。

 

翌朝(31日)10時、お客さんが全員出発されてすぐ本宅に (2008年12月31日)

翌朝(31日)10時、お客さんが全員出発されてすぐ本宅に、エサが無くなっていた。おばあさんに庭を気をつけて見る様に頼み、旅館の仕事に戻る。年末年始、正月5日まではお客さんの予約が入っており、本宅になかなか行けそうも無い。特に、くろがエサを食べに来そうな朝8時過ぎと夕方5時過ぎには絶対無理。昼ごはんを食べずに再び本宅に。私がいない間にくろとちびを捕まえるには捕獲箱が必要だが、動物愛護ネットワークから借りている捕獲箱は今14日に不妊手術するお母さんの住みかになっている。あの時お母さんから捕獲しておけばと悔やまれる。でも、くろはこうして来るのでいつかは・・・、期待しつつ、ちびのこと。神経質なちびは怖くてどこかに隠れたまま動かず寒さと飢えで死んでいるかも、そう考えると涙が溢れる。明日は小屋を倉庫の中に入れ(兄夫婦から了解を得)外からも出入り出来るようにしよう。午後4時半、旅館に戻る。今頃くろが・・・。9時にはエサが無くなっていた。

 

年が明けて1日、朝おばあさんが行ってみるとエサが (2009年01月01日)

年が明けて1日、朝おばあさんが行ってみるとエサが少し残っていてひょっとしておばあさんとニアミスか?正午やっと仕事を終え本宅に、エサが無くなっている。今日はお客さんが遅いチェックインなので5時過ぎまでいることが出来る。でも私はここで大きなミスをおかしてしまった。倉庫の中でのこぎり・ドライバドリルなどの騒音をたてながらくろとちびの小屋作り。5時10分、おばあさんの呼ぶ声「くろが今いたよ。中庭から前庭、左の方へ出て行ったよ」と。くろー!くろちゃん!・・・。もうちょっとだったのに、私何してるんだろう!でも、もうすぐ、きっと逢える!と思っていました。その時はくろのことよりちびのことが不憫で泣いていた毎日でした。

私のしたことは動物虐待でしかなかったと思います。くろとちびに申し訳なく、情けなく自分が嫌になります。ちびもたくましく生きていて欲しいです。そして、いつかこの2匹とまた仲良くなれたら。

その夜も次の朝(2日)もエサは無くなっていず心配。その後は今までとは違った時間にエサが無くなり、そしてくろを見なくなり心配。くろは私を避けているのかな、辛い毎日。ただただ2匹に申し訳なく可哀そうで・・・。

 

6日午後9時半、突然けたたましい猫の鳴き声 (2009年01月06日)

6日午後9時半、突然けたたましい猫の鳴き声、今はお母さんの住みかになっている小屋からだ。急いで行ってみると、小屋の入り口付近の路地でうずくまっているちびとちびを威嚇しているお母さん!「こら、お母さん。ちび、ちび。」 9日ぶりに帰って来たちび、嬉しいと思ったのも束の間、今ここはお母さんの縄張りとなってちびを威嚇し追っかけ回しています。動物愛護ネットワークにTELし、ちびが怪我をし追い出される前に明日お母さんを捕獲し14日避妊手術をするまで預かって下さるようお願いする。ちびが怪我をしませんように!

 

お母さんねこ捕獲 (2009年01月07日)

翌朝(7日)、7時半おばあさんがクロを見た?真っ黒でなかったような、くろでないかも?どっち? 8時半過ぎからお母さんの住みかとなっている捕獲箱の仕掛けをする。1度目の捕獲失敗!慌てないで落ち着けと言聞かせ、2度目、成功。車に乗せ動物愛護ネットワークさんのところに連れて行く。捕獲箱の中で暴れると聞いていたけどおとなしい。40分で到着。お母さんはプレハブの中の2段ケージの中に。他にも引き取り手のない猫ちゃんたちが6匹。お母さんどんな気持でいるんだろう?お母さんを置いて再び捕獲箱を借り家路に。帰るとすぐに捕獲箱をちびのおウチに、昨晩お母さんから受けた恐怖の為なかなかおウチに入ろうとしない。ちびよく鳴く、そして相変わらずシャー!翌日8日、おウチに入ってえさを食べた。新たにくろとちびのおウチ作りを始める。今度は逃げない様にちゃんとした大きなケージを。二匹のわんこたちを相変わらずほったらかして、毎日くろ探しとおウチ作り、ちびの世話でいっぱいいっぱいの私。風、獅子ゴメン。

 

12日やっとおウチが出来た。 (2009年01月12日)

ねこちゃんのお家12日やっとおウチが出来た。本宅の倉庫の中に90×180×180の手作りのケージ完成。昼過ぎ、ちび捕獲。おウチに入れる。おとなしい。ニャンとも言わず眠り始めた?気に入った?旅館に帰りしばらくしておばあさんからTEL、「ちびがいない!」愕然・・・。行ってみるが本当にいない。ケージの戸は開けてエサを置いておく。倉庫は開けないように頼み、旅館に帰る。仕事もわんこ逹のことも上の空、気が気でない。翌朝行って見るとエサが無くなっている。どこにいるのちび?あ、かすかに鳴き声が、床下からだ。くろならすぐ出てくるのに、用心深いちびらしい。「ちび、ちび」何度も呼びながらじーっと待つ。隅の隙間から出て来た。でも、すぐ引っ込むちび。まーいいか、居ることが分ったし。ケージのどこから出てきたんだろう?バーベキュー用の網でケージの補強をすることに。