くろはどこに? (2009年01月14日)

14日、朝8時~おばあさんがくろ?を見た。エサを置いておくとすぐ無くなっていた。雪の上の足跡はどう見てもくろより大きい。 今日はお母さんの手術日。術後1週間入院。本宅に帰ると倉庫の前に置いたエサ入れがひっくり返っていた。ここの足跡もくろではない。3時~黒っぽい猫が前庭から入ろうとしていたのを見る。ちびは床下から今日は出てこない。微かな鳴き声が聞こえてきた。

 

くろ行方不明 (2009年01月15日)

15日、ちびの出入りする隙間を一箇所だけ残し塞ぐ。翌日、ちびが出てきたので、残った箇所を塞ぐ。今度はタイヤが置いてある隅っこに隠れている。早く慣れてね、お互いに。ちびも居ることだし、くろが来てもいいのに・・・、捕獲箱の仕掛けを試みることにした。でも捕獲箱にかかるのは他の猫ばかり。18日にも黒らしい猫を見たとおばあさんが言うけどその猫も7日もくろではなさそうな気がする。

 

21日お母さん退院 (2009年01月21日)

21日お母さん退院。食欲旺盛でおとなしかったらしい。雪降る寒い毎日、2週間暖かい所で良かったね?今日からは元の野良猫生活、がんばれ、お母さん。元居た所に放すと、子猫たちのように怖がっている様子もなくゆっくりと歩き始めました。えさも食べに来るのでお母さんは今まで通り。後は一日も早く、くろちゃんを保護しちびと一緒にしてやりたい。くろを保護して初めて、私のした事は動物虐待ではなかったといえると思います。

 

 

 

 

旅の前に (2009年01月23日)

25~27日は以前から予定していた北海道へ行く為、ちびの世話とくろの捕獲を含めて友達の原ちゃんに頼む。この間何も変わったこと無し。帰ってからも捕獲箱にかかるのは他の猫ばかり、捕獲箱を動物愛護ネットワークさんに返すことにした。エサを置くのもしばらく止めることにする。近くにいればちびのいるここにくるはず。探す範囲を広げてみよう。毎日ちびの世話とくろ探し、風、獅子丸、本当にゴメン。ちびはちょっとだけ慣れてきて私が来ると姿を見せる様になったけど、ダニ・ノミの薬をつけるのが上手くいかなかった。もう少し慣れなければ、私が怖がっていてはいつまで経ってもダメ、心を開かなくちゃ。

 

2月3日新聞広告に載せる事にした (2009年02月03日)

2月3日新聞広告に載せる事にした。日曜日に多くの人が見るので8日に掲載。9日に一本のTEL、話から「絶対にくろだ!」ここから200Mちょっと、夜8時~9時頃エサを食べに来るらしい。来たらTELしてもらうことに。すぐにお礼に行き、住みからしい空家に向かって「くろ・・・」 6時、7時、8時に行ってみる。早く会いたい!8時半今来てるとTELがあるが、お客さんの応対ですぐにいけない。エサを一度に与えず時間を延ばすように頼む。用事が済んでそこに向かう。「何か違うみたい。黒っぽいきじとら・・・」暗くてよく見えなかったので明晩もう一度見ることに。ここまで帰ったなら旅館に来るはずだし何より私から逃げるはずがない。それとも私を怖がっているのか?だとしたら連れて帰らず他の方法を考えなくては。翌晩、やっぱり違っていた。

 

くろは何処?寒さと (2009年02月10日)

くろは何処?寒さと飢えと心細さで、それとも人懐っこいくろのこと誰かに可愛がられているかも。とにかく生きていて欲しい。写真付きのくろ探しのチラシを配ることにした。なかなか写真を貼付することが出来ず、チラシ作りに3日かかった。

 

くろの捜索チラシ配り・・・事故!? (2009年02月19日)

19日、チラシ200枚、まず12/29、1/1にくろが行った方向から配ることにする。本宅から2件目を曲がり3枚配り、Uターンし4件目の家の前に立っていたおばあさんに「黒猫を見ませんでしたか?」と尋ねたらすぐ「1月1日夕方、黒猫が車にひかれ死んでいた」と。「多分くろではないと思います。皆さん、黒っぽいと黒猫って思っておられるけどくろは真っ黒ですから」これがくろだとすれば、おばあさん(私の母)が見た後すぐ事故に・・・。まさかまさかと思いながら10枚位配ってから震える指で市役所にTELし、元旦死んだ猫を処理した人がいないか問い合わせる。すぐに処理した人が「真っ黒い小ぶりな猫」だったと。ちびのいる倉庫で泣く。事故に遭わなければ、のん気なくろは他の猫がいてもごはんを食べに来て私と出会うのもすぐだったと思います。可哀そうなことをしました。今日はちょうどくろの49日にあたります。天国に行く前に知らせてくれたのだと思います。

ちびはよく無事に旅館までたどり着いたもんです。神経質で用心深い子だからでしょう。これからちびにどういう責任をとればいいのか・・・

くろが亡くなったと分っていても、いつも居た旅館の勝手口から「くろ」と呼ぶ毎日。夢であって欲しい。