2009年02月:ノラ猫物語

24日に来館したお客さん (2009年02月24日)

24日に来館したお客さん、とても不思議な出会いでした。以前16匹の猫を飼っていて、くろのことで沈んでいる私に愛知のドラ猫さん(お客さんをそう呼びます)の言葉が、まるでくろが言っているかのように聞こえました。救われた思いでした。ドラ猫さんがこの旅館に辿り着いたのもきっとくろが導いた気がします。そして、くろが私の近くに居る様な、イエ、私の中に出入りしている様な、そんな錯覚を感じています。でも、やっぱり生きていて欲しい。勝手口から日に何十回も呼んでいます。

 

くろの捜索チラシ配り・・・事故!? (2009年02月19日)

19日、チラシ200枚、まず12/29、1/1にくろが行った方向から配ることにする。本宅から2件目を曲がり3枚配り、Uターンし4件目の家の前に立っていたおばあさんに「黒猫を見ませんでしたか?」と尋ねたらすぐ「1月1日夕方、黒猫が車にひかれ死んでいた」と。「多分くろではないと思います。皆さん、黒っぽいと黒猫って思っておられるけどくろは真っ黒ですから」これがくろだとすれば、おばあさん(私の母)が見た後すぐ事故に・・・。まさかまさかと思いながら10枚位配ってから震える指で市役所にTELし、元旦死んだ猫を処理した人がいないか問い合わせる。すぐに処理した人が「真っ黒い小ぶりな猫」だったと。ちびのいる倉庫で泣く。事故に遭わなければ、のん気なくろは他の猫がいてもごはんを食べに来て私と出会うのもすぐだったと思います。可哀そうなことをしました。今日はちょうどくろの49日にあたります。天国に行く前に知らせてくれたのだと思います。

ちびはよく無事に旅館までたどり着いたもんです。神経質で用心深い子だからでしょう。これからちびにどういう責任をとればいいのか・・・

くろが亡くなったと分っていても、いつも居た旅館の勝手口から「くろ」と呼ぶ毎日。夢であって欲しい。

 

くろは何処?寒さと (2009年02月10日)

くろは何処?寒さと飢えと心細さで、それとも人懐っこいくろのこと誰かに可愛がられているかも。とにかく生きていて欲しい。写真付きのくろ探しのチラシを配ることにした。なかなか写真を貼付することが出来ず、チラシ作りに3日かかった。

 

2月3日新聞広告に載せる事にした (2009年02月03日)

2月3日新聞広告に載せる事にした。日曜日に多くの人が見るので8日に掲載。9日に一本のTEL、話から「絶対にくろだ!」ここから200Mちょっと、夜8時~9時頃エサを食べに来るらしい。来たらTELしてもらうことに。すぐにお礼に行き、住みからしい空家に向かって「くろ・・・」 6時、7時、8時に行ってみる。早く会いたい!8時半今来てるとTELがあるが、お客さんの応対ですぐにいけない。エサを一度に与えず時間を延ばすように頼む。用事が済んでそこに向かう。「何か違うみたい。黒っぽいきじとら・・・」暗くてよく見えなかったので明晩もう一度見ることに。ここまで帰ったなら旅館に来るはずだし何より私から逃げるはずがない。それとも私を怖がっているのか?だとしたら連れて帰らず他の方法を考えなくては。翌晩、やっぱり違っていた。