神さま・仏さま、お願い!!

異常とも思えるパワースポットブームに踊らされている昨今、そんな私たちを天空から神々はどのように見ていらっしゃるのでしょうか?この出雲でも今まで限られた人しか知らなっかた神社が人々で溢れ、かくいう私も神様の存在を無視してその場にいたりするとことがあります。神様の領域に入るのですからそれなりの準備をしておかねばなりません。心を研ぎ澄ませてお参りすると神様との交信も可能かも??? まー、願いが叶うも、バチが当たるも神様次第、だからこそ、神様にあなどられることのないように、霊験あらたかなお寺での座禅を通し、自分を見つめなおし心をととのえてから、神様にお願いしましょう。

宇美神社

当館から徒歩5分の木綿街道にある地元の氏神さんの宇美神社
お客さまには「パワースポット・縁結びもいいけれどまず悪縁を切らなくてはね」と申しております。
ここ宇美神社の祭神の”事解男命”は関係を裂く離縁の意から悪縁消除があるとされていて縁切神社と言われています。
諸々の悪縁を切るよう拝んだ後に、奥の方に鎮座されている縁結神社にお参りしましょう。

次にご紹介するお寺は、地元のみならず一般的には知られていますが、そこでの座禅体験者はそう多くありません。どちらも予約が必要です。

座禅会の問い合わせはお電話で持田屋旅館まで。

康國寺の
座禅体験
【日時】第4日曜日/6時半~
【志納】¥500 ※朝粥・お抹茶も含まれます
【場所】当館から車で5分、貸し自転車利用(予約要)も出来ます。旅伏山借景の枯山水の庭園(米国庭園専門誌で高い評価を得ています)を前にし早朝の凛とした空気の中で自分を見つめ直しましょう。
一畑寺の
座禅体験
【日時】毎週末(金か土)/19時30分~21時30分
【志納】¥300
【場所】当館から車で20分清々しい山頂で四季を感じながら心をととのえましょう。鳥のさえずり、風の音、秋の虫の声を聴きながらは癒されます。
看板犬の風ちゃんはここ一畑寺から頂いた高貴な(?)わんこです。

一畑寺座禅会体験

一畑寺の大駐車場に午後7時過ぎに到着します。門前の商店街と参道を約8分で左に本堂に上がる石段、右に本坊と法堂。

座禅会は法堂で行われます。庭園からは眼下に宍道湖が望めます。座禅が済んだ後は、お茶を頂きながら、ご住職と和やかにお話。普段は近寄りがたいご住職を身近に感じることが出来ます。ちなみにご住職はイケメン!と当旅館のお客様が言っておられました~。

【日時】午後7時半~9時半

【志納】300

一畑寺

精霊たちの庭

当旅館のある雲州平田から車でおよそ20分の所に、54戸の山あいの集落、唐川町。自然や神々と共に当たり前のように日々の暮らしを営んでいる唐川びと。ちなみに、54戸のうち52戸が「荒木さん」です。お茶の生産地でもあり「唐川茶」というブランド品があります。5月の新茶まつり・11月の番茶まつりは山あいの小さな集落が賑わいます。

険しい山道を登ったところにある 「韓竈神社」。荒木さんたちで秋の大祭に隔年で奉納される「神楽」、一番人気はやはり「スサノオノミコト」。(参) ラトルズより「唐川びと」が出版されています。(写真・白谷達也、文・古澤陽子)

■韓竈神社(からかま) 祭神 須佐之男神(素戔嗚神)知る人ぞ知る、願掛け神社です。

韓竈神社写真 韓竈神社 韓竈神社通り道神社へはここを通っていく

■唐川神楽
11月の大祭前夜の7時頃から午前3時頃まで行われます。ただし、毎年行われず、分り次第このHPでお知らせいたします。荒木さんたちの舞う唐川神楽を間近で観ることが出来、洗練されてない分大迫力です。

おかみ・春一日
唐川の里に行って来ました。当館から車で10分で朝鮮半島からスサノオの父母の一族が流れ着いた河下湾に。そこから山間の道を鰐淵寺から唐川に向かいました。

河下湾 唐川への道

荒木さん 神楽の面を作っている荒木康正さんのお宅に伺いました。お母さんの帯地で縫った袋に面が納めてありました。荒木さんは以前は山ノ神を舞っていらっしゃいましたが今は笛を吹いておられ、快く演奏して頂きました。山里に響き渡り清々しい音色でした。

神楽面 神楽面 神楽面
神楽面 神楽面 神楽面 山の神
 神楽面 鬼神

その後、韓竈神社の拝殿にお参りした後、スサノオの骨を埋めたお墓の跡を探しに。確かここの**にあるはずがなかなか見つかりません。初老の男性ふたりに聞くも(ご親切に電話で知り合いに聞いてくださいましたが)分りません。唐川出身の同行していただいたMさんのお兄さんに尋ねると即、家から来られ場所を教えて頂きました。

地元の人でもご存知の方はあまりいらっしゃらない様です。そこには小さな苔むした石碑があり新しい御幣がたてられたばかりの様でした。その骨は後年、摩多羅神として鰐淵寺に納めたということです。

石碑  唐川

そして、いよいよ韓竈神社に参拝です。由緒は下記写真参照。韓竈神社に辿り着くには岩と岩の狭い間を通り抜けなくてはなりません。私のスリムな体型でもそれほど余裕は無かったのですが悪人は痩せていても通れないと言われています。スサノオに導かれ唐川に行ってきました。唐川人に癒された一日でした。「荒木さんたち、ありがとうございました!」

神社への道 鳥居 神社への道
韓竈神社 韓竈神社石段

韓竈神社由来

ひらたのここが好き!  ~もみじと弁慶の寺 ”鰐淵寺(がくえんじ)”~

弁慶秋の紅葉は近辺随一、弁慶が修行した浮浪の滝、「私の好きな道2006」において410件の応募中3位受賞の”鰐淵寺入り口前”・ ・ ・ ・
しかし私の大好きな鰐淵寺は静けさの中にあります。誰ひとりすれ違うことがない時もあります。自然に雑念を払い自分を見つめることのできる場所です。ただし紅葉のときは観光客でいっぱいです。まず本坊に行き、御朱印(300円)を頂きましょう。魔除けにもなりますヨ。
観光気分でなく自分探しにおいで下さい。旅伏山の懐深くに位置し当旅館よりバスで25分です。

p.s.
紅葉のときは観光客でいっぱい~避けたほうがよいかも
訪れる人が多くなると嬉しい反面ちょっと困るかも

静けさが ・ ・ ・ ・ ・
ご住職とお話する時間が・ ・ ・ ・ ・
合掌

よく当たります 三日は「おみくじの日」

鰐淵寺紅葉おみくじは、平安時代 天台宗の僧・元三大師(がんざんだいし)が始め、約一千年の歴史があります。
大師は霊験あらたかであったことから、今も全国で広く信仰されています。
鰐淵寺では、この伝統を引き継ぎ、皆様が気にかけていらっしゃることを僧がお聞きした上で、仏教の作法により、おみくじを引き吉凶等をお話いたします。ご自分でおみくじを引き、良し悪しを判断する一般のものとは異なり、お時間もかかります。
人生の岐路に立ちご心配の方、おみくじを頼りにされてみてはいかがでしょうか。

【日  時】
三日 九時~十二時(*みっかのくじ) 随時受付

【おみくじ料】
三千円~お気持ちにて

浮浪山 鰐淵寺

尚、ご住職の都合により三日に出来ない時もあります。また上記の日時以外でおみくじをご希望の方は持田屋旅館にご相談下さい。

 

楽禅(LAKUーZEN)

心が楽しくなる禅思いが楽になる禅ずーっと、このままでいたいと楽う(ねがう)禅

ご住職オリジナルの座禅です。一般の座禅とは違って、堅苦しくなく参加できますよ。ご希望の方は当旅館にお電話下さい。
鰐淵寺の清らかな空気の中、ゆったりと座禅を行い、自分自身を見つめなおしてみてはいかがでしょうか?

【体験時間 約1時間
【指導料金】 3名まで3000円、4名以上から1名に付き1000円

*座禅のほかにご住職とお茶しながらお話もできます!
*座るのが苦手な方には椅子もご用意してあります。

【可愛い三人娘の座禅です】

鰐淵寺座禅

鰐淵寺座禅体験

座禅??座禅が済んでスッキリ!!
フレンドリーなご住職と

摩陀羅神社

摩陀羅神社鰐淵寺の境内にある摩陀羅神社(またら)には素盞嗚命の遺骨を祀ってあると言われています。願いが叶うと評判のパワースポットです。
ただ、この静かな聖地が人で溢れるのはチョット・・・。内緒ですヨ!

紀元前37年朝鮮半島北端部(現北朝鮮と中国の国境付近)にあった布留国が滅亡し、その王家の一族であるフツ(布都御魂命)が戦乱をのがれ朝鮮半島南端部から、朝鮮半島の先進技術を携えて船出をし、 フツ一族は対馬海流に乗って島根半島の旧平田市河下湾に流れ着いた。36年ごろ、旧平田市塩津町石上神社の地でフツを父としてスサノオ(素盞嗚尊)が誕生した。素盞嗚尊は生誕地に近いこの周辺で製鉄技術の開発に力を注いでおり、その最中に亡くなったということが想像されます。 ~「古代史の復元」より~

大木ちなみにオオクニヌシ(出雲大社)は,スサノオの末子であるスセリヒメと結婚。